2009年11月24日

強き女の肖像<松田聖子>覚え書き

皆さん、こんにちは!
笹竹 政村です。

「50年に一度!」のワイン飲みました?
数年前に「100年に一度・・・」とも聞いた記憶があり、
なかなかフランスという国の広報姿勢も
自分で自分の首を絞めるような余裕のないスピーキングをするものですね。
誰かフランス人の精神性に詳しい方、コメント欄でご教示願います(笑)
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さて今日は、現在の30〜40代女性のライフスタイルに多大な影響を与えたと評される
松田聖子について、同じ時代を生き、つぶさに彼女を観察してきた自負をこめて
笹竹 政村的に松田聖子の歩みについて迫ってみたいと思います。
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彼女は私より5歳上、ということは現在47歳になっていらっしゃると思います。
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「裸足の季節」でデビューしたのは80(昭和58)年の初めの頃のことでした。

当時、毎晩22時にニッポン放送系AMラジオ局にて「ザ・パンチ・パンチ・パンチ」
(平凡社「週刊平凡パンチ」提供)なるちょっとセクシーなラジオ放送が全国ネットで流れており、
まさに13歳という人生で最も多感な時期にいた私やクラスメイトの男子は
固唾を飲んでこの放送を聞いていました。そのパンチガールの中心的人物が松田聖子でした。
クラスのみんなはラジオの前でビンビンでした。

夏になる少し前に松田聖子デビュー期の代表的楽曲「青い珊瑚礁」が大ヒット、
機を一にしてベビーフェイスでありながら、超グラマラスな水着姿で売っていた
河合奈保子の「大きな森の小さなおうち」、
金八先生でスケ番役をして、アクの強いイメージで売った三原順子の「セクシーナイト」などが
相次いでベスト10入りし、前年、三浦友和と結婚し、芸能界から完全に引退した
山口百恵のポジション、所謂、<ポスト百恵>の座を巡って激しいつばぜりあいが始まりました。

しかし全国的にも男子学生の半分以上の支持は
男の子の好感を集める所作に長け、
また楽曲の圧倒的なクオリティの高さなどの要素が秀でた
松田聖子に集中、

どいつもこいつも学校の自分の机に
<SEIKO・MATSUDA>、<I LOVE SEIKO>などの文字を彫ったり
鉛筆は無論、マジックで書きなぐったりして、
彼女がほほ笑む缶ペンケース(鉛筆箱)を破顔して見つめ
授業中はひたすら松田聖子のことばかり考えてしまい、勉強が出来ないという奴が激増しました。
私も恥ずかしながら聖子派でしたが、比較的軽症な方でして
本当に「こいつ大丈夫か?」というような奴が誇張でなくいっぱいいましたよ。

僕らの世代の多くは無論、リアルに学校で誰かに恋をすることを覚えましたが、
一方でいつも理想の女性として<松田聖子>が心の中で君臨し、
現代の<アイドル人気分散型>の時代に生きる若者と較べると
信じ難いほど強力な人気を松田聖子は博しました。
(無論、その分アンチ派の人も男女問わず大変多く
その嫌われ方も半端なものではありませんでした。
所属事務所のサンミュージックにはカミソリやナイフが
郵送されてきた封書を開封した者の手を直撃するように仕込まれ、事務所社員そして当事者の松田聖子を大いに悩ませました)

新しい女の生き方を体現し続けると憧れられる、歌手・松田聖子の歴史の始まりは
日本中の男子学生のハートを鷲づかみにすることから始まったのです。

彼女の楽曲を語る上で欠かせない人物として
作詞家・松本隆の存在を忘れてはなりません。
松本隆対談集 『KAZEMACHI CAFE』
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彼が編み出し聖子に歌わせる詞の世界は、男子にとって
とってもセンチでか弱く、「俺が守ってやらねば・・・!」と
思わせるヒロイン像
でした。
作曲も松任谷由美や財津和夫、
佐野元春
といったポップ界の重鎮たちに次々に委ねられ
「松田聖子のシングル曲は絶対1位を取らねばならない」
という重圧が絶えず制作側につきまとっていたそうです。

あの頃は全国的に校内暴力の嵐が吹き荒れ、
今の若い子たちのファッションセンスとはかけ離れた
所謂、限りなく「DQN」的な服装や髪形を好む者が男女ともに非常に多かったです。
あの時代において、シンデレラのようなドレスを身にまとい歌い続ける
松田聖子はまごうことなき時代が生んだ「お姫様」であり
DQNは無条件にひれ伏しました。
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現代の極めてファンと至近距離で対話するアイドルたちとは


全く対極にいたと言えましょう。

時が流れ、そんな松田聖子も激しい恋に落ちます。
芸能界デビュー前から大ファンだった郷ひろみとの恋愛が
現実のものとなり、
電話で「抱っこしてぇー」と郷にせがむ肉声が盗聴され録音されたとして、
一部マスコミが真贋(しんがん)のはっきりしないまま、テープを放送し始めました。
「二人の結婚は間違いないもの」と見られ、各マスコミの<聖子番>は眠れない日々が続きましたが、
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二人の恋愛は突然破局します。

破局の原因は、郷が聖子に対して専業主婦となることを望んだものの、
聖子は歌手を続けたいと仕事を辞めることを完全拒否
水面下で密かに交際し始めていた神田正輝に乗り換えたと見られています。
要は郷ひろみはかって素人の時は自分の追っかけだった女に、結婚生活における要望を蹴られ、
浮気され捨てられるわけです。

ポスト百恵としてデビューした聖子でしたが、もはやそんな話は過去の遺物、
【松田聖子的な女の生き方】結婚適齢期キャリア女性を中心に大注目を浴び始め、
女性ファンがこの一件あたりから激増し始めます。時代は<男女雇用機会均等法>の公布など現在に至る女性の地位向上に大きく歯車が動き出し、
松田聖子はその先陣を行く時代の旗手として喝采を浴びるに至るのです。
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この文章を書いていて、なるほど、やはり聖子恐るべし!という気分に私もならざるを得ません。
ものすごいたくましさと夢を引き寄せるパワー、そして現実や惰性に甘んじない物事への厳しい姿勢。本音で生きる強靭さと生きる速さの猛烈なスピード・・・。

若年層の男の子たちの多くは松田聖子からは完全に離れ、女の子に対しときめくという基本的な欲求を
小泉今日子中森明菜、引いてはおニャン子クラブなどにシフトさせていくことになります。
女性アイドルもまた絶対的・国民的スターである必要性を失っていきます。

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「天使のウィンク」を境に結婚後の松田聖子の曲を私はほとんど知りません。
彼女が独身だった頃の楽曲群は、作詞家・松本隆の才能が咲き誇り
本当に素晴らしい情景描写の数々と、その詞と拮抗する一流作曲家たちのコラボが見事でした。
きっと今もなお、あの頃とはまた違うスタンスで松田聖子の世界が花開き、
あの頃とは違うタイプの層の方々の夢を松田聖子は満たし続けているのでしょう。

最後に、独身時代の松田聖子の楽曲の中で私が一番好きだった曲の動画を紹介して
本稿を終えます。


歌詞をよくお読みになってみてください。

私はこの歌詞の所々で、描写の鮮やかさ、すごさに鳥肌を禁じえません。

あなたが好きだった(な)松田聖子の曲は何という歌でしたでしょうか?

最後に最近再び急接近中との噂の聖子さん、郷さんに一言・・・
「生まれ変わらなくても、お二人とも今なら、結婚出来るんじゃないですか?!
お二人が動けば沈滞し続ける芸能界は大いに活性化することでしょう。真面目に<お二人の奇跡の結婚>を期待したくなりますよ(^∀^)」
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笹竹 政村でした。
今日はあくまでも事実をもとに
自己の主観を入れず、客観的にお伝えしたつもりです。

次回も面白い記事を目指して頑張ります。
今後ともどうぞよろしくお願い致します*:--☆--:*:--☆--:


幸せ提案


kokasita at 13:55│Comments(6)TrackBack(0)女性側の問題 | 音楽

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この記事へのコメント

1. Posted by とーる   2009年11月24日 20:16
お疲れ様です〜

ね〜なんかボジョレーって毎年1番って言ってる気が。。。

松田聖子さんですが・・・おいらが物心着いたときにはもうおニャン子の時代で全盛期をあまり分からないんですが、凄かったみたいですよね〜☆

知り合いに聖子さんのバックで演奏していた人がいるんですけど、とってもいい人で「あれじゃ〜男がほっておかない」って言ってるのを覚えています。

やっぱり好きな曲は青い珊瑚礁ですかね
2. Posted by 笹竹 政村   2009年11月25日 01:31
>とーるさん

早速のレス有難うございます

>知り合いに聖子さんのバックで演奏していた人がいるんですけど、とってもいい人で「あれじゃ〜男がほっておかない」って言ってるのを覚えています。

お、その情報、貴重じゃないかい!?
やはり後ろにも気を配る、全ては自分がいい仕事をするために・・・。流石です、松田聖子

「珊瑚礁」はいいね。非常に良い。
ただ生歌より、あの曲に関してはレコードの方が感慨深く聴けるんだよね、なぜだろうか
3. Posted by わんぱく店長   2009年11月25日 22:59
トラバありがとうございます。
私のような軟派な再燃聖子ファンとは違い
笹竹政村様は文章・分析も素晴らしく恐縮です。
多大な影響力をもたらした松田聖子さんですからファンの聖子離れも人それぞれですね。
結婚時期又は海外進出時期でしょうか。

80年代後半〜90年代と・・いろいろありましたが
聖子ブランド力の安売りをしなかった事が結果的に安定したコンサートやディナーショーの集客とトップスターの地位を保っているのでは?とも思います。雲の上の存在になりましたけれど。。
高音質とはいえ約30年後に当時と同じ価格で初期のアルバム1枚1枚を再発売するなんて松田聖子さん位でしょうね。

いきなり駄文で失礼しました。

☆B面の曲がよいのも聖子さんの特徴ですね。


4. Posted by tri-pod   2009年11月26日 01:51
はじめまして

>ただ生歌より、あの曲に関してはレコードの方が感慨深く聴けるんだよね

確かに・・・
私は生歌で元気に歌っているメロディ部分をレコードだとおとなしめに歌ってるのがいいです。

同じく、夏の扉もレコードのほうが良さげに思います。やや低め、テンション下げ気味?

いずれの曲も生バンドの演奏でレコードを超えているのはないような・・・・
5. Posted by 笹竹 政村   2009年11月26日 23:40
>わんぱく店長様
こちらこそこのたびはありがとうございました。いましがた貴ブログにお邪魔し「花びら」の動画を感動して見てきました 店長さんこそ毎日更新され、ブロガーとして高い位置にいらっしゃり素晴らしいなあと思っているところです。この出会いに感謝します。
松田聖子のすごさは「普遍性」にあると感じます。決して現実逃避や飛躍した夢物語ではなく誰もが通過する青春の甘酸っぱい季節を、見事あの時代ヒロインとして演じきった、本当にすごいシンガーでした。最近の聖子さんの実情を当方、あまり認識していないので店長様の情報は本当にためになります。どうぞこれを機会に宜しくお願い致します
6. Posted by 笹竹 政村   2009年11月26日 23:54
>tri-pod様
はじめまして! コメントお残しくださいまして誠にありがとうございます。貴殿がおっしゃること、完全に同意いたします。
それだけレコードのクオリティが高かったということも言えるのでしょうか。「風は秋色」などは当時、テレビで見ていて言葉は悪くて恐縮しますが、レコードよりかなり「劣化」しているように思えてなりませんでした。その違和感こそが貴殿が指摘されている部分に繋がっているのかも知れませんね。
松田聖子なる女性、角度を変えて見れば見るほど面白くすごい人だと思いますので今後も取り上げる機会があるやも知れません。どうぞ、拙ブログに今後もお越し下さいませ 此度は有難うございました

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