負け犬

2007年06月02日

紀香―陣内の格差婚から透けて見える晩婚化時代への処方箋

こんにちは!
笹竹 政村です。


おととい5月30日、女優・藤原紀香(35)
お笑い芸人・陣内智則(33)両人の結婚披露宴が神戸で行われましたね。
紀香―陣内

日テレ系が披露宴の生中継を行いましたが、全国的にも、すごい視聴率で
特に両人のホームグラウンドである関西の視聴率は50%に迫ろうかという数字をたたき出し、
近年増加傾向にある収入格差婚(女性の収入が男性のそれを大きく上回ること)の代名詞とすらなった
二人に対する人々の関心の深さが窺えました

紀香魂―ハッピー・スピリット


この「成長のお薬」では
ひろみGOが「カッコよかった!」とか、
キャメロン・ディアスがコメントを寄せて「さすが紀香!」とか
そんな記事にはしませんのでご安心ください(笑)。

日本芸能界において近頃稀に見る慶事を心から祝福するものではありますが、
紀香―陣内カップルが、
わが国の今後もさらに募るであろう厳しい晩婚化状況に投げかけたエッセンスを咀嚼(そしゃく)し、
読者の皆さまに改めて問い掛けるとともに
一部女性識者が断じてきた論調に一喝を加えてみることを企図するものであります。

あらゆるマスコミ媒体が
<紀香―陣内>と藤原紀香を先に表記することが全てを物語っているように
年齢も、収入も、キャリアも、人的パワーも、
今回の結婚の場合女性が上回ります。
故に収入格差婚という言葉が、わが国の直面している格差社会のキーワードとあいまって
<格差婚、格差婚>と二人を揶揄(やゆ)し
陣内のプライドをズタズタに切り裂いたこともあったと私は思います。

私も病気により会社を辞めさせられ、厳しい状態で結婚したので
私も妻も、心ないわけ知り顔の人間から実に様々な誹謗中傷を浴びました。

<あんな金のない男と結婚して彼女は大丈夫なのか?>
<あいつにはあんないい嫁さんもったいなさ過ぎる、彼女が不幸になるだけだ>

思い出して一々書いていたら枚挙に暇がないほど、
男の立場が弱いと、世間ってやつはいろんな罵詈雑言を浴びせてくれるものです。

こういうことから考えていくと
世間というものは<普通結婚とはこうあるべきだ>的なしがらみの特に暗さを伴う部分に
21世紀に突入した現代においてもいまだ呪縛されすぎているのではないでしょうか?

<こうあるべきだ>の部分、言わずもがなですがあえて書きましょう。続きを読む

kokasita at 00:05|PermalinkComments(23)TrackBack(0)

2006年06月07日

ブロガー文化の花が咲く

こんにちは!
笹竹 政村です。

前回は「ゲーセンと牛丼屋が男の野性を殺した???」と題し、
バーチャルリアリティに男児が戯れるようになってから
男の性というものが去勢されはじめたのでは・・・

と仮説を打ち出し、
皆様にその真偽を問わせて頂きました。
(詳細は前回の記事をご覧下さい)

いつも書き込んで下さる
サイアミーズさんは

<ヒルズ族のような華やかな世界で、女子アナやスッチーと合コンをする男性がいる。
その一方で、アキバ系キモヲタがメイドカフェにタムロしている…。
野生的な男性と、そうでない男性の二極分化が進んでいるのだと思います>

と大変示唆に富む指摘を展開してくれました。
(因みにこのブログは、アメブロ、楽天、ライブドアの三社を
使用し、発信してますので念のため(^^;)

私の前回の文章には
(ホント好きじゃない分類の仕方ですが
便宜上やむなく使います)
負け犬(組)ばかりを焦点に充て

一気に綴ってしまった感がありますが
サイアミーズさんのご指摘のとおり、
一方で「我が世の春」とばかり
この時代を謳歌している所謂(いわゆる)
勝ち組が存在すること・・・。

そしてその指摘にはなかったですが、
私が思うにかなりの部分、
どちらとも分類しがたい
中間層とでもいうべき人々が存在するのも
厳然たる事実ではないでしょうか?

男の殺がれた野性について
考証を一度、こうして加えてはみましたが
どうやら前回の記事は

一側面のみを俯瞰(ふかん)した
スケールの小さなもので
終わってしまったようです。

ですが私のこのブログのテーマ
「晩婚化社会における結婚問題」を
掘り下げていく上で

「殺がれた男の野性」についての考証は
不可避な問題と思われますので、

さらに学習を積み、
近日、再び肉迫できるよう精進します(^^)v。

ブログを初めて一ヵ月超、
今、強く感じるのは

本当に多くの方々(ブロガ−)が
それぞれの得意テーマを題材に毎日、
<小さな情報発信局>となって

センテンスを連ねている様は
いまさら言うまでもないことですが
物凄いことですし、

大変な文化が花開いたものだと
自分が参加してみてつくづく実感した次第です。

より精度の高い、
皆様の為になる情報を発信できるよう
肝に命じて今日のブログを終わります。

明日からもよろしくお願いします。
笹竹 政村でした。


kokasita at 14:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2006年05月23日

データでみる晩婚化の進行状況

皆さんこんにちは!
笹竹 政村です。

昨日はたとえ内向的(内気)で異性との出会いを
なかなか掴めない方が、自分の性格を変えようとするあまり
強迫的になってしまっては心身の健康を害する・・・

だから「自分にも必ず、理想の異性が与えられる天命なのだ!」
と信じ、そっと心の中で叫んでみれば
自ずと笑顔が生まれてくるハズ・・・

そうアドバイスさせて頂きました。
シャイなあなたの心の拠り所になる提言として
成功したとするならば嬉しい限りです。


さてこのブログを始めてから盛んに晩婚化、或いは未(非)婚化という
言葉を要所要所で使用してきた感がありますので

一体、今現在、どの程度、晩婚化が進んでいるのか
このブログ上でもデータを提示して、
私なりに解説を試みてみようかと思います。

最新のデータでなくて申し訳ないのですが・・・

平成14年度における
<国立社会保障・人口問題研究所「第12回出生動向基本調査」>
を紐解くと、以下のような結果が出ています。

調査(調査年次)  平均初婚年齢
第9回調査(1987年) 夫28.2歳 妻25.3歳 平均交際期間 2.5年 夫婦平均年齢差 2.9歳

第10回調査(1992年) 夫28.3歳 妻25.7歳 平均交際期間2.9年 夫婦平均年齢差 2.6歳

第11回調査(1997年) 夫28.4歳 妻26.1歳 平均交際期間3.4年 夫婦平均年齢差 2.4歳

第12回調査(2002年) 夫28.5歳 妻26.8歳 平均交際期間3.6年 夫婦平均年齢差 1.7歳

男女とも平均初婚年齢が年々漸増しています。
男性が15年間で0.3歳遅くなったのに対し、

女性は1.5歳も遅くなり男性の5倍もの速さで
晩婚化が進んでいることが解かります。

やはり私も通説でいわれている通り
男女とも、「最高学府」の大学進学率がかってよりも
遥かに上昇したことに起因し

【1】初就職年齢の上昇
【2】(特に女性において)キャリアアップによる収入増
【3】長期化した構造不況のため激変した雇用システム

などのポイントが要因に挙げられると思います。

【1】においては当然、就職して社会に出るのが
遅くなることを意味し、

【2】においては女性もかってのように結婚に頼らなくても
自分の稼ぎで悠々と独立した
シングルライフを送れるという点、

しかし【3】では(非常に【2】のパラドックスでもあるのですが)
特に大都市部において
それ相応の年収がなければ出産、育児を経て
家庭生活を永続していくことへの経済的不安が払拭できない

或いは結婚することで独身時代と較べて
格段に生活レベルが落ちるという危惧・・・

など種々の事由が考えられます。

平均交際期間が15年間で2.5年から3.6年と
1.1年長期化したということは
前述したように経済的事由で
結婚に踏み出せないことが一番大きいことの顕れでしょう。

夫婦平均年齢差も大きく変動し
2.9歳から1.7歳と1.2歳も縮まりました。
見事に女性の晩婚化を象徴しています。

「女性が強くなった」という常套句も
確かに独立独歩、歩んでいける女性達の存在に
肯定できる部分も大きいです。

ただ、この調査以降
一方で早婚化も進んでいるという指摘があります。

これが私自身、大っ嫌いな「勝ち組」、「負け犬」といった
人をおちょくった低劣な差別トレンドに
繋がっている側面もあるようです。

ともあれ、確実に晩婚化、非婚化は進み
かって経験したことのない
未曾有の少子高齢化時代はもう始まっています。

私は、社会における最小のコミュニティ
「家族」を崩壊させようとする勢力を断固否定し、

これからも悩める独身者の皆様に
「成長のお薬」を処方し続けたいと願っています。

明日も読んでくださいね(^^)。


kokasita at 16:12|PermalinkComments(0)TrackBack(0)